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バンクーバーの人類学博物館でノースウェストのネイティブアートを鑑賞

 

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昔々のその昔、まだアメリカもカナダもなかった頃、いまのカナダとアメリカのノースウェストと呼ばれる地域の海に近い辺りには、コースト・セイリッシュ(The Coast Salish)と呼ばれる人たちが住んでいました。  

 

この人たちは、内陸のセイリッシュとは別のグループですが、コースト・セイリッシュとして、共通の言語体系を持っていて、似たような文化を持つ幾つもの部族に別れていました。  

 

住んでいた場所は、北はカナダのブリティッシュ・コロンビアからアメリカのワシントン州と南はオレゴン州のティラムック(Tillamook)辺りまでの地域です。 

 

今でもセイリッシュの血を引いている人は残っていて、Wikipediaによると、2013年の記録では、56,590人のコースト・セイリッシュの人がいて、カナダで登録している人が28,406人、アメリカで登録している人が、28,284人だったそうです。  アメリカの場合、ネイティブアメリカン(俗にいうインディアン)として部族に登録するには、ネイティブの血が4分の1以上混ざっていないといけないそうです。

 

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これはコースト・セイリッシュの人たちが住んでいた場所の地図です。  (いまのカナダの部分)

 

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これは部族の名前です。  アメリカでは原住民の人たちをネイティブ・アメリカンと呼びますが、カナダではファーストネイションと呼びます。  

 

コースト・セイリッシュのアートは独特で、トーテムポールとか、お面、箱や道具など、豊富な杉などの木材を使った彫刻がたくさんあります。 

 

ワシ、レイバン(大きいからすのような黒い鳥)、熊、ビーバー、鮭、カエルなど、動物を形どったものがたくさんあります。  

 

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トーテムポールにはいくつもの人や動物が彫られています。  とても大きいものから、3メートルくらいのものもあります。  

 

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これはショーケースに入っていた小さいトーテムポールです。  熊か何かが蛸を持っていますね。  一番下は鮭ですね。

 

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鳥はワシとかレイバンが多いですが、サンダーバードという伝説の鳥の形もあります。  これはイーグル(ワシ)かな?

 

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これは熊です。  カナダやアメリカのワシントン州アラスカ州にはグリズリーとかブラックベアがいます。  

 

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これは人間の形をしています。  カヌーが動物や魚の形をしていたり、道具が人間の形をしていたりすることもあります。  これは何に使ったんでしょう?

 

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いろんなお面もありました。  儀式で使ったりするらしいけど、何だか怖い顔ばかりです。  私はこういうのはちょっと苦手。

 

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これはタペストリーですね。  ボタンがたくさん縫い付けてあります。  色はいつも赤と黒の生地に、白いボタンが使われています。

 

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最後がこの博物館で一番有名な作品です。  Bill Reidという人が作ったもので、レイバンが貝の上にのっています。  貝の中には人間が何人か挟まっています。  かなり大きい作品です。  

 

残念ながら写真がありませんが、後ろに回ると、レイバンの尻尾の部分にも面白い彫刻がしてあります。  

 

この博物館は、The Museum of Anthropology (略してMOA, 人類学博物館)という名前で、The University of British Columbia (略してUBC)大学のキャンパスの中にあります。  

 

↓ こちらがウェブサイトです。  

Home - Museum of Anthropology at UBC

 

住所は6393 NW Marine Dr. Vancouver, BC V6T 1Z2, Canada

 

他の記事でもこの博物館について書いたので、ぜひご覧になってください。

 

simplesloth12.hatenablog.com

 

 

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