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バンクーバーの人類学博物館で見つけたポルトガルのポップアートが傑作

 

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バンクーバーには、The University of British Columbia (略してUBC)という、評判のいい大学があります。  その大学のキャンパスの中に、The Museum of Anthropology (略してMOA, 人類学博物館)があります。

 

↓ こちらがウェブサイトです。  

Home - Museum of Anthropology at UBC

 

住所は6393 NW Marine Dr. Vancouver, BC V6T 1Z2, Canada

  

この博物館には、トーテムポールなどの、先住民(カナダではFirst Nationといいます。  アメリカではNative American。  インディアンと呼ばれる人たちです。)の彫刻や工芸品が数多くあることで知られていますが、その他のいろんな地域のアートも展示されています。  日本のコーナーもあります。

 

今回久しぶりにこの博物館を訪れて、前に行ったときにはあまり気に留めていなかったのか、好みが変わったのか、多分新しい展示ではないと思うのですが、面白いものを見つけました。  ポルトガルのポピュラーカルチャーの展示です。

 

上の写真のガラスケースの中がそれなんですが、一見すると子供が作ったんじゃないの?と思うような、素朴な感じがします。  でもよく見るとすごく面白いんです。  

 

ポルトガルカトリックの国ですが、ここに並べてあるのは、アダムとイブとか、イエス・キリストとか、悪魔とか、聖書に関係があるものばかりです。  でもシリアスな宗教色はなくて、なんともユーモアがあって、可愛らしいんです。  

 

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真ん中の手前に、Santissima Trindadeと書いてあります。  これは神とキリストと精霊の三位一体の意味ですね。  Basilica da Santissima Trindade (三位一体教会)という教会が、ポルトガルのファティマというところにあります。  

 

右の後ろの女の人は、聖母マリアでしょうか?  他の人形も、それぞれ違うものを手に持っているので、きっとわかる人にはすぐにこれは誰、とわかるんでしょう。  残念ながら詳しくないのでわかりませんでした。

 

イエス・キリストって、白人みたいに描かれていることが多いけど、実は彼はユダヤ人で、肌の色は白人のような色じゃないはずなんですよね。  アメリカの黒人のチャーチに行くと、色の黒いキリスト像があるところがあるって聞いたけど、みんな自分に似せたキリスト像を作りたいのかなあ。  このケースに入ったキリスト様ファミリーは、みんなお肌がピンクでした。

 

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この人は悪魔さんですね。  悪魔っていつも赤い服を着ているんですよね。  いつからそういうイメージになったんでしょう?  ケースの上の方にも、赤い顔のお面がいくつも入っていました。  赤と黒って悪魔のイメージなんでしょうか?

 

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これは最後の晩餐のシーンですね。  真ん中にイエス・キリストが座っていて、その前にお魚が置いてあります。  手に持っているのが聖杯、Holy Grailです。  映画のダ・ヴィンチ・コードに出てきます。

 

写真の中で、右側にちらっと写っているのが次の写真です。  私はこれがすごく気に入りました。

 

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こちらはルシファーの最後の晩餐です。  ルシファーはサタン、堕天使、悪魔と呼ばれていますね。  こちらも詳しいことはよくわからないんですが、ルシファーは悪魔の親分という感じじゃないかな?  

 

真ん中に座っていて、ピッチフォークを持っていますね。  パイプなんかくわえています。  お皿の上には豚の頭がのっています。  タバコを吸っているのもいます。  みんな尻尾が生えているんですね。  

 

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キリスト教の宗教画として有名な、最後の晩餐をカトリックの国の人がこんな風に遊んじゃっていいの?なんて思うけど、アイデアが変わっていて面白いし、素朴なアートなので、家に持って帰って飾りたいなあ、なんて思っちゃいました。  

 

この博物館について、またもっと書いてみたいと思います。

 

     

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