スロスのシンプルダイアリー

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アレサ・フランクリン Natural Woman 私にはゴスペルに聞こえる…

 

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Aretha Franklin 1942 - 2018

 

クイーン・オブ・ソウル、黒人の人権問題のアクティビストでもあったアレサ・フランクリンが亡くなりました。  

 

76歳で、膵臓癌を患っていたと聞いて、ふとずっと前に亡くなった祖母を思い出しました。  彼女も膵臓癌にかかっていました。  ありがたいことにひどい痛みに苦しむこともなく、病院ではなく娘(私の叔母)の家族と一緒の家で静かに亡くなりました。  確か亡くなった時の年齢も、80歳には届いていなかったと思います。  アレサ・フランクリンも苦しまずに、ひっそりと亡くなったのだったらいいのにと思うと、彼女の大ファンというわけでもなかったのに、なぜか涙が出て来ます。

 

朝のラジオで彼女のニュースが流れていました。  彼女のヒット曲の数々がずっとかかっていたけど、ああ、この曲も、あの曲も、と知っている曲ばかり。  グラミー賞の授賞式にルチアーノ・パヴァロッティの代役でプッチーニのオペラ、トゥーランドットから誰も寝てはならぬNessun Dorma)を唄った時の声も流れて来て、この人は本当になんでも唄えるんだな、と一人車の中で感動してしまいました。  

 

彼女が唄った数々の曲の中でも、私が一番好きなのは(You Make Me Feel Like a)Natural Womanです。  日本語ではナチュラル・ウーマンというタイトルが付いています。  

 

この曲は1968年にリリースされました。  アレサ・フランクリンの他にも、詩を書いたキャロル・キングやペギー・リー、ロッド・スチュワートセリーヌ・ディオンなど、大勢の人がカバーして唄っています。  でも私はやっぱりアレサの歌が一番パワフルで好きです。

 

歌詞は次の通りです。  詩心がない私が拙い日本語に訳してみました。  

 

(You Make Me Feel Like a)Natural Woman

 

Looking out on the morning rain

I used to feel so uninspired

And when I knew I had to face another day

Lord, it made me feel so tired

Before the day I met you, life was so unkind

But you are the key to my peace of mind

 

朝の雨を眺めていても、何も感じることはなかった

ああ、また一日が始まると思うと、

あなたに会うまでは、人生は辛く堪え難かったけど、

今はあなたが私に平安を与えてくれた

 

'Cause you make me feel,

You make me feel,

You make me feel like

A natural woman

 

だってあなたは私はありのままの女にしてくれるから

 

When my soul was in the lost and found

You came along to claim it

I didn't know just what was wrong with me

Till your kiss helped me name it

Now I'm no longer doubtful, of what I'm living for

And if I make you happy I don't need to do more

 

失望して悩みの中でさまよっていた時、

あなたは私を救ってくれた

何が間違っていたのか分からなかったけど、

あんたのキスがそれを教えてくれた

もう今は疑わない、私がなぜ生きているのか

あなたを喜ばせることが出来るなら、

私は他にすることがない

 

'Cause you make me feel,

You make me feel, 

You make me feel like

A natural woman

 

Oh, baby, what you've done to me

You make me feel so good inside

And I just want to be, close to you

You make me feel so alive

 

私に何をしてくれたの

あなたは私を幸せにしてくれる

だから私はあなたのそばにいたい

あなたが私に命をくれるから

 

You make me feel,

You make me feel, 

You make me feel like

A natural woman...

 

この曲を日本語に訳した人は何人かいらっしゃいます。  私が読んだ限り、どの方々もみんな女の人が運命の人に出会ったような、ラブソングとして解釈されているようでした。  

 

でも私にはこの曲がゴスペルに思えるんです。  辛い人生を送っていた女性が、神様と出会って心の安らぎを得る、どんな人間でも神様はありのままを愛してくれる、そんな風に唄っているように感じます。  

 

私はクリスチャンではないし、信心深い者でもありません。  でも信仰心の強いお友達が周りに何人もいて、お祈りしたり、神様を信じることで心の平安を得ている人を知っています。  自分にはどうしても全てを委ねることのできる信仰というものがないので、私の理解は間違っているかもしれないけど、この歌詞を読むと、こんな風にお前はそのままでいいんだよ、ありのままの自分を愛しなさい、と言ってくれる神様がいたらどんなにいいだろうか、と思わないではありません。

 

アレサ・フランクリンは、元々はゴスペルを唄う人でした。  お父さんが教会の牧師で、マーティン・ルーサー・キング牧師とはお友達だったそうです。  

 

惜しい方をなくしました。  Rest in Peace...

 

 

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