大学二年目を迎える我が家の娘は、去年までは大学の学生寮に入っていました。 出来ればまた寮か大学の敷地内にあるアパートに住めたら良いと思っていたのですが、今年は学生の数が増えたために住宅難となってしまい、上級生が寮に入るのはくじ引きになってしまいました。 もう寮に入ることが出来なくなったので、9月から一軒家を友達四人とシェアすることになりました。
寮生活は狭い部屋やバスルームをルームメイトと共有しないといけなかったり、またそのルームメイトも初めは全く赤の他人なので、色々と問題もありましたが、良い点も沢山ありました。 何と言ってもベッドや机、クローゼットがあるので家具は必要ありません。 それに食事はキャンパス内のカフェテリアで済ませたので、お台所で使うキッチン用具もいりません 必要なのは自分の身の回りの物と、布団と枕くらいです。 それが今回シェアハウスに住むことになったので、色々と揃えなければいけませんでした。 空っぽの家に引っ越したのですから、社会人になって一人暮らしをするのと同じです。
これから一人暮らしをする人やシェアハウスに住む人の参考になればと思い、今回の新生活に向けて買い揃えた物をご紹介したいと思います。
アメリカの家を買う(借りる)と大抵付いて来るもの
アメリカでは家を買う時や借りる時には、大抵の家電用品が家と一緒に付いてきます。 アパートやコンドミニアムでも同じです。 だから冷蔵庫とかガスや電気の調理台やオーブンなどの作り付けのキッチン家電は新しく買う必要がありません。 食器洗浄器も付いているところが多いです。 食器洗浄器は古い家だと付いていないこともあります。
キッチンにあるもので日本にはないものの中に、ガーベッジディスポーザーというものがあります。 これは流しの排水溝の下に設置するもので、食べ物のカスが貯まるようになっていて、それを粉砕する刃が付いています。 スイッチを入れるとガラガラとそれが回って、食べ物のカスが細かくなって下水に流されます。 使用する時には同時に水道の水を流します。 そうしないと食べ物のカスが詰まってしまうからです。 これは取り付けるのは簡単なものですが、付いていない場合もあります。
もしガーベッジディスポーザーがない時には、日本で使う三角コーナーのようなものをおくとか、排水溝に網などをおいてゴミが流れてしまわないようにしないといけません。
洗濯機と乾燥機も家についてきます。 家を売買する時には、売り手が新しいものを取り付ける場合もありますが、貸家の場合はそれほど新しいものや高価なものは期待できません。
こういう家電製品が故障したり、壊れたりした場合には大家さんに連絡して修理してもらったり、新しいものを買い替えてもらう必要があります。
キッチン用品
お料理の道具や食器などは、学生だし間借り生活は後3年だけの予定だから、安物でもいいよね、という考え方もありましたが、ある程度いい物を持っていたら長持ちして大学を出てからも使えるから、あまりにも安い物ばかりで揃えるのはやめました。
柄がなくて飽きないもの。 丈夫で使いやすい物を揃えました。


食器はCorellの一番プレーンな白いセット。 大皿、小皿、マグ、ボールがそれぞれ4つ揃っています。 セールで$30くらいでした。

グラスはIKEAで、ひとつ$1以下でした。

これはダイソーのどんぶり。 お蕎麦とかうどんが好きだけど、シリアルボールでは味が違う!というご意見だったので、ダイソーで見つけて即買いました。

カトラリーは家にあった古いセット。 竹製のカトラリートレイはGoodwillで$2で購入。 Goodwillは寄付されたものを安く売っているお店です。 寄付とは言っても運がいいと新品の物を見つけることがあります。 このトレイは新品でした。
塩、胡椒を入れるものや計量カップはBig Lot!という安いお店で。 お芋の皮むき器も同じです。 赤くて四角いのはシリコンの鍋敷き。 これはダイソーで見つけました。

お鍋のセットは家にあったもの。 もっといいセットを買ったので、古いものはお下がりであげちゃいました。

ボールのセットは近所のエステイトセール(ガレージセールのようなもの)でなんとただ! 売れ残っていたので、売り主さんがただで持って行って!と言ってくれました。


包丁セットはいただきもの。 随分前に断捨離しちゃおうと思っていたのを、やっぱりいつか使うかも、ととっておいたものです。 断捨離推奨派の人は”いつかは来ない”ってよく言うけど、その”いつか”がやってきました。

これまた竹製のまな板は使いやすいサイズです。 これもGoodwillで$3で購入。 新品でビニールラップがかかっていました。
掃除用具
これから住む予定の家は今までも学生のシェアハウスだったのですが、住民は一体掃除をしたことがあったのだろうか?と疑問に思うくらいの汚れぶりでした。
大学生が掃除なんかするわけないじゃないか、なんて夫は笑っていましたが、そんなことでは困ります! 娘の場合、汚れていたら勝手にお掃除フェアリー(つまりは私)が掃除をしてくれて、綺麗になるものだと思っているフシがあるので、これはいかんと思って色々と掃除用具を揃えました。
箒、ちりとりは基本です。 あとは布巾と雑巾。 これはアメリカではウォッシュクロースと呼ばれている、体を洗うのに使う小さな正方形のタオルを使うことにしました。 でも色や材質をちょっとずつ違うものにして、混同しないようにしつこく説明しました。 それから自分でアクリルたわしを何枚も作って、食器やお鍋を洗うようにと、あとは家具や身の回りを掃除するときに使うようにして、台所やバスルームなど、いろんなところにおいておきました。 目に着けばいくらか掃除する事を思い出すかなあと期待しているのですが、どうなることか。

お手洗いの掃除に関しては、寮生活をしていたときに恐ろしいことがあったので、絶対掃除用具は用意しておかないと!と思いました。
恐ろしいことというのは、娘の学生寮はスイート(suite)スタイルという形の寮で、廊下からまずドアを開けると、その中に3部屋とひとつバスルームがあります。 3部屋に5人が暮らしていて、その5人でバスルームを共有するのです。 バスルーム以外に流しがないので、歯ブラシや洗顔料などの他にも、食器などがバスルームに置いてありました。 自分の部屋で使った食器をバスルームの洗面台で洗わないといけないのです。 当然食器を洗う道具も置いてあるわけです。
ある時そのスイート内で大げんかが起こりました。 理由は誰か掃除当番になっていた人が、ほかの人の食器を洗うスポンジでバスルームの掃除をしたというのです。 どうしてそれがわかったのか知りませんが、スポンジを使われた人がものすごい剣幕で怒りまくり、誰かが仲裁に入らないといけないくらいだったそうです。
その剣幕も恐ろしいけど、バスルームの掃除に使われたスポンジを知らずに食器を洗うのに使っていたら、もっと恐ろしいですよね。 だから掃除に使う道具はこれ!と見てすぐ分かるように、きちんと用意しておきました。 もちろんシェアハウスではバスルームで食器を洗うことはありませんが、一応念のため。

あとは掃除や食器に使う洗剤類。 オーブンの焦げ付き用のスプレーと、IHのストーブ(調理台)を綺麗にするクリーム状の洗剤も用意しました。 でもちゃんと使うかは???です。
ベッドルーム
学生寮は二人で部屋を共有していましたが、これからは一人一部屋の生活になります。 それぞれ部屋はそれほど広くありませんが、作り付けのクローゼットがあるので、ベッド、勉強机を置いても余裕で物が置けるほどスペースがあります。

これはツインサイズ(シングル)のベッドです。 学生寮ではベッドがあったので自分で用意したのはお布団、まくらと硬くて薄っぺらいマットレスの上に敷くマットレストッパーでした。 マットレストッパーはいろんな厚さがあって、硬さも様々ですが、メモリーフォームというのを買いました。 日本でもテンパーペディックという名前で売られているものと同じようなものです。 フカフカしてかなり寝心地がよかったようです。

今回引越しをするに当たって、マットレスを買うことにしたのですが、配達費として$80くらい要求されるので、他の家具もあるから当初はトラックをレンタルして自分達で運ぶことにしていました。 そのつもりでまずお店に下見に行ったところ、メモリーフォームのマットレスで、真空パックになっていて小さく折り畳んで売られているものを見つけました。 これなら自動車でも大丈夫です。
似たようなマットレスのビデオがあったので、ご覧ください。 きっちりまとめてあったものが、あっという間にマットレスになります。
マットレスの下のメタルフレームは、少し脚が長めになっていて、ベッドの下に箱や引き出しを置けるようになっています。 こちらは別売りです。

こちらはIKEAの机です。 IKEAの家具は組み立て式で、箱に入っているので、こちらもトラックなしで大丈夫。 机の右側は引き出しではなくて高さを変えられる棚になっています。 細々したものはトレイに入れて棚に入れる予定です。

椅子は座るところがクッションになっている折りたたみ式です。 金属部分がかなりしっかりしていて、木の部分も丈夫です。 クッションがちょうどいい硬さなので、座り心地も上々です。 これはFred Meyerで購入。 これまた折り畳んであったので、自動車で問題なし。
以上が買い揃えた家具一式です。
お金をかけずに必要なものを揃えるコツ
今回の引越し先はシェアハウスで、お友達との共同生活なので、他の家具は家に家具が余っている人から貸してもらうことが出来ました。 ダイニングテーブルと椅子、カウチ、共同で使う部屋に置く本棚やキャビネットなどです。
キッチン用品では電子レンジ、ブレンダー(ミキサー)、ワッフルメーカー、炊飯器、湯沸かしポットなどは持っていた人が持ち寄って共有することになりました。
その他新しく揃えたものは、ほとんどが家にあった物を利用したり、リサイクル物やセール品を買ったので、かなり出費を抑えることが出来ました。 大きな家具がなければ、引越しトラックを借りずに済むので、マットレスや机が小さく運べたのも助かりました。
セカンドハンドショップとか、スリフト(thrift)ショップと呼ばれるところには、寄付されたもので新品や比較的綺麗に使われている中古品が見つかるので、チェックしてみることをお勧めします。

