スロスのシンプルダイアリー

シアトルからアメリカ生活なんでも雑記ブログです。

日本人のバカ律儀さが熱中症で子供を死なせるんじゃないの!? 

 

f:id:sebahava512:20180723052613j:plain

 

日本のニュースは普段あまり見ないので、国の政治や経済のことには特に大きな口を叩けるほど知識も意見もありませんが、昨今の夏の暑さを熱中症のニュースは、注目しないではいられません。  

 

先日夏休みをもっと長くできないのか、と言う意見を書きましたが、それ以前にもっとびっくりしたことがあったので、海外在住のアウトサイダーとして、意見を言わせていただきたいと思います。

 

simplesloth12.hatenablog.com

   

 水筒持参の賛否両論

 

熱中症で亡くなった小学生のことを家族と話した時、真っ先に出てきた疑問は、十分に水分をとらせなかったの?と言うことでした。  私が見たニュース記事には、その小学生が水筒を持っていたかどうかは触れていなかったように思うので、真相はわかりませんが、その後他の熱中症と水分補給関連の記事を探してみて、正直言って開いた口が塞がらないと言う感じでした。  

 

www.huffingtonpost.jp

 

ハフポストの記事に、子供の熱中症を心配する保護者からの声がいくつか出ていました。  

 

学校にエアコンがあるない云々、屋外の活動を自粛して欲しい、9月の運動会は日程を変えて欲しい、などなど。  エアコン取り付けに関しては、予算の関係もあるだろうから、少々複雑なことだと思います。  でも屋外の活動を止めるのは教員が決めればすぐに出来ることだし、運動会の日程だって、オリンピックじゃあるまいし、雨天延期だってあるんだから、1ヶ月くらい遅らせたって問題があるとは思えません。

 

ただどうしても納得いかないのが、水筒持参禁止!

 

ハフポストの記事の中にある、ある保護者の話では、去年水筒を子供に持たせたいと学校に聞いたら、水道があるからその水を飲めと言われたそうです。  そして今年は独断で子供に水筒を持たせたら、教室ではなく校長室で飲むように言われたとか。  そして下のような内容のお知らせを学校から子供が持ち帰ったそうです。

 

・基本的には水道水での水分補給を原則としますが、特別な事情があって水筒の持参を希望される場合は、担任を通して連絡帳にてお知らせください

・授業中の水分補給は水道水による水分補給の児童とのかかわりもあるので、授業中いつでも飲めるわけではないことをご了承ください

・友達にあげたりもらったりを絶対にしない

・登下校中に飲まない、時間を守って飲む

・水筒の中身は水にする 

 

1番目の水道水が原則だが、特別な事情があって水筒持参を希望するならと言う、この特別な事情ってなんですか?  親が子供を心配するのが特別な事情なんでしょうか?  水道水では十分じゃないと思うから水筒を持たせると言ったら、これは認められるのかとても疑問です。  

 

2番目の水道水による水分補給の児童とのかかわりもあるのでと言うこの下り、水筒を持っていない子のことを気遣っているように書かれているけど、私にはこれまた納得行きません。  みんなに水筒持参でいいよ、といえば、この暑さの中、多くの子が水筒を持ってくると思いますけど、どうなんでしょう?  持ってくるのを禁止するのとは反対に、水筒持参を奨励して、もし持ってこない子がいたら、その子供には優先的に水を飲みに行くのを許可するくらいできないんですか?  頻繁に授業中に席を立つのを許可しろと言っているわけでもないし、水筒があるからと言って、授業の妨げになるような飲み方をしてもいいと言っているわけではありません。  ただ水分補給など体をケアする方法は学ばないといけないし、同時に授業中のマナーや節度も学ばないといけないはずです。  勉強だけでなくて、そう言う基本的なことを教えるのも学校じゃないんでしょうか。  

 

3番目の友達とシェアしないと言う点に関しては、衛生面を考えると納得できますが、本気で何か飲まないといられない子がいたら、見殺しに出来ますか?  直接口をつけることがなくても飲めるような方法を考えるとか、何か考えるでしょう。  これは極端な話です。

 

4番目の登下校中飲まない。  これは他の記事で読んだけど、危険だからだそうです。  小学生の登下校路って、そんなに危険なんですか?  脱水症状というのは、喉がカラカラ!と感じるときにはもう遅いと聞きました。  そうなる前に水分補給をしないといけないそうです。  学校を出る前に十分飲んだつもりでも、これは危ない、と思ったら、いつでも水分補給をしないといけないでしょう。  

 

最後の中身は水のみ、と言うのも納得行きません。  水だけ補給しても脱水症状になることがあります。  電解質を取らないといけません。  ジュースや腐りやすいものを入れるなとだけ書けばいいじゃないですか。

 

他にもいろいろと水筒持参に関しての賛否両論を読みました。  水筒で他の子供を叩いたり、乱暴に扱うから、と言う馬鹿げたことを理由にしている学校もあるようです。  そういうことをしないように躾けるのが、家庭や学校の役目でしょう。  

 

教員は何を恐れているの?

 

自分が子供の頃、小学校の先生といえば、全知全能の神様のように、教室の中ではなんでも知っていて、仰ることには従わなければいけない存在でした。  今の子供たちが教師をどういう風に見ているかはわかりませんが、特に幼い低学年の児童にとっては、学校にいる間はたった一人の頼れる大人であって、教師が規則だといえば、それに従おうと一生懸命になるものではないでしょうか。  だからこそ、教員は子供たちのことを最優先して考えるべきだと思います。  

 

勉強の指導ももちろんですが、それ以前に児童の健康と安全が最優先課題であるべきです。   私には校則を決めるプロセスはよく分かりませんが、校則というのは学校生活をより良いものにするためにあるべきだと思うし、時代や状況にそぐわないものは、その都度変えていくべきであると思っています。  それから規則があっても、臨機応変に対応して、例外を作ってもいいと思うし、疑問があったら即それを議論すべきだと思います。  

 

全部の教職員が、がんじがらめで理不尽な校則をよしとしているとは思えませんが、良いと思っていなくても、疑問を投げかけたり、改良して行こうとする人は少ないのではないかと思えます。  何か上からの制裁が怖いのかもしれませんね。  

 

親も立ち上がらないと!   

 

親の投書を読んだだけでは、学校に対して納得いかないときに、その後どうしたのか分かりませんが、きっと一人だけで文句を言ってもどうにもならないだろうと諦めている保護者も多いのではないかと思います。  

 

同じように考えている人は絶対一人だけじゃないはずですよ。  クラスメートの親と連絡を取り合ったり、PTAで議題にしたり、納得いくまで話し合って、学校側に要求に対する理解を得るようにすべきです。  

 

子供を守るためには、律儀に理不尽な規則に従うばかりじゃなくて、もっと積極的に主張すべきだと思います。  

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキング